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CORAL(サンゴ)について
 
CORAL
 

サンゴにはいろいろな種類があり、一般的に宝飾用として使用するものはその中の一部です。赤サンゴ、モモイロサンゴ等と呼ばれ色は白、ピンク、赤等です。

 
宝飾業界では宝飾用で用いる特定のサンゴ以外は、サンゴとして販売しない用にしていました。最近はちゃんと説明を加える必要がありますが違うタイプのものも扱う事があります。また、民芸品等で黒のサンゴもあります。
 
サンゴは宝石、天然石の中でも石と違い有機物で少し特殊なものになります。そのために宝石学よりも生物学での方が知識が豊富にあります。ぼくもあまり詳しくはありません。
 
   
   
Spicie(スピーシー=種) Coral(コーラル)
Refractive Index(屈折率) 1.486-1.658
Specific Gravity(比重) 2.65(+-0.5)
Hardness(ハードネス) 3.5-4
Toughness(タフネス) Fair

 

ヒドロサンゴ
 

ヒドロサンゴについての知識はぼくはほとんどありません。一応調べましたがあまり詳しくない事をここで説明して間違っているとご迷惑をおかけいたしますので控えさせて頂きます。(インターネット上にもたくさん情報はありました)

 
最近天然石のビーズとして出回るようになったきた低単価の品のほとんどはこのヒドロサンゴを染めたもので宝飾用のサンゴとは別の種類です。スポンジサンゴ等の名前で販売されている事もあります。
 
 
 
宝飾用として販売されているサンゴはピンク(または白が混じったピンク)、赤(その中で特に濃いものを血赤サンゴと呼びます)ほとんどで色が濃くなる程価格も高くなります。血赤サンゴは近年少なくなってきておりますのでかなり高価になります。
 
 
 
ソーティング(鑑別)をとったものの一部を掲載いたします。
 

天然サンゴ(ピンク)

 

天然サンゴ(赤)

 

ヒドロサンゴ(着色)

 

ヒドロサンゴ